東京都・次世代リーダー育成道場
合格

R.S.さん 都立S高校)
(2022年度オーストラリア派遣生)

ジャムで頑張って勉強して、都立S高校に入学しました。以前から留学に興味があったので、高校生になってからも英語の勉強に力を入れました。私が入学した高校は英語学習に力を入れていて、週に1回ネイティブスピーカーの先生の授業があり、学期に1回TGGという英語学習施設を利用できます。英語の成績は10段階評価の7以上をキープできるように意識して取り組んでいました。

次世代リーダー育成道場という留学制度を知ったのは高校1年生の5月です。高2に上がってからは、この次世代リーダー育成道場の選抜試験に向け、小論文の練習を始めました。現代文の先生に協力してもらい、なるべく多く自力で小論文を仕上げ添削してもらいました。はじめはまったく書けませんでしたが、たくさん書くにつれ少しずつコツをつかみ、短い時間で800字から1000字の小論文を書けるようになりました。

出願時の評定平均は3.5で、いたって普通の成績でした。しかし次世代リーダー育成道場では、「行きたい」という熱意が重視されるので、面接試験ではしっかりと自分の意志をアピールしました。将来のことや帰国後のこともきちんと考えており、ただ海外に遊びに行きたいと思っているわけではないということを、面接官に精一杯アピールしました。その結果、合格することができました。

次世代リーダー育成道場は、留学前の事前学習があり、充実したプログラムとなっています。税金の補助があるので、高校生交換留学団体で留学に行くよりも、費用が安いです。「留学をして世界を見たい」という人は、ぜひとも挑戦してみるべきだと思います。

東京都某市保育園採用試験
合格

N.A.さん 白梅学園大学 卒
(2022年度採用)

私は東京都某市の公務員保育士の試験に現役で合格できました。

小学校6年生の時に、小さい子の世話をするのが好きなので、将来は保育士になりたいと思いようになりました。中学生になってからはジャムに通い、頑張って勉強をして、都立小平高校へは推薦入試で合格できました。その後、高校生になってからも、保育の世界で実績のある白梅学園大学への進学を目指して、しっかりと勉強を続けました。ジャムの塾長に小論文対策をしてもらい、公募推薦入試に挑戦したところ、白梅に合格することができました。

大学では、サークル活動と学業を両立できるよう、勉強には力を入れました。大学の保育園実習だけでなく、保育園でのアルバイトで、経験を積み重ねていきました。今回の公務員保育士試験では、このアルバイトで得た保育知識や現場感覚が大いに役立ちました。

一次試験の教養科目・専門科目試験へ向けて、大学の公務員対策講座を受講し、保育士試験の対策本で勉強しました。エントリーシートの作成と二次・三次試験の面接対策では、ジャムに助けてもらいました。エントリーシートは、自分のアピールポイントがしっかり伝わるように、何度も書き直して、当初の文章とは見違えるほどになりました。面接対策は、質問される内容を想定し、どう答えるがベストなのかを検討しながら、回答する内容を絞り込んでいきました。しっかりと準備できたので、面接の本番では4人の面接官を相手に緊張しましたが、自信を持って話すことができました。

私は正直言って勉強が好きではありません。集中力もそれほど持ち合わせていません。そんな私でも、公務員保育士になれました。これまで、好きなことや気になることは早いうちに積極的に経験するようにしてきたので、そうして積み上げてきた経験が自分の力になったのだと思います。

今しかできないことはたくさんあります。いろいろな理由をつけてすぐに行動しないでいると、失った時間は取り返すことができないので、後で後悔します。勇気を持って、いろいろなことにチャレンジしてください。不安や悩みは、ジャムの塾長に相談すれば、解決が近づきます。相談することもひとつの行動です。自分の人生を切り拓いていけるよう、頑張ってください。応援しています。

U17東京代表キューバ親善野球遠征
合格
K.Y.くん 都立日野高校
(2018年冬)

私は、野球のU17東京代表に選ばれ、キューバへの海外遠征に参加できました。試合では打点を記録するなど、少しはチームのために貢献できました。キューバ観光は、見るものすべてが新鮮で、驚きの連続でした。素晴らしい経験をできたと思います。

選ばれたきっかけは、強豪校との試合の際に、サードでいい守備をしたことです。相手チームの監督にプレーをほめていただき、その監督の推薦で100名程度のセレクションに参加できることになりました。

セレクションの内容は、実技テストと「キューバ遠征への思い」という作文の審査です。100名の中から20名が東京代表に選ばれ、キューバに行けることになります。実技はまあまあ自信がありましたが、作文はまったく書ける気がしません。そこで、提出期限の1ヶ月くらい前から、ジャムの塾長に作文を指導してもらいました。

まず、自力で書き上げたものを見てもらいました。「字はきれいだが中身がない」と言われました。「これを審査する人はどのような気持ちで文章を読むのか、それを考えながら、思いが伝わる文章を書け、ラブレターと似たようなものだ」とも言われました。何度も修正を重ねて、親善野球であることを踏まえて、野球に対する熱意だけでなく、常に冷静さを失わず周囲に気を配れる知性と教養を身につけていること、日本人の代表として恥ずかしくない行動ができるよう考えていることなどをアピールできる作文ができあがりました。

実技テストの内容は、守備と打撃と走塁でした。守備では定位置のサードで、スピードを生かしたプレーをしました。打撃では、7割くらいヒット性の打球を打ちました。走塁は1周のベースランニングのタイム計測でした。必死に走りました。

セレクションに集まったのは、レベルの高い選手ばかりでしたが、選出していただけました。その連絡が来たときは、信じられなかったです。

東京都・次世代リーダー育成道場
合格

Y.N.さん 都立忍岡高校
(2016年度アメリカ派遣生)
(現在は制度がいろいろと変更になっています)

高校に入学したら、海外に留学できる次世代リーダー育成道場第4期生募集のパンフレットが配布されました。これを見た瞬間、すぐに先生に「応募したい」と伝えました。1学期の中間試験の後、次世代リーダーの説明会に出席しました。その時、2期生の先輩から「私も合格できるとは思わなかった。しかし、とりあえず応募してなんでも挑戦してみることが大切!。ダメだったらその時考えればいい」とアドバイスされ、この制度にチャレンジする決心が固まりました。

次世代リーダー育成道場は、平成27年度第4期生募集のパンフレットによると、世界や日本の将来を担い、様々な分野において活躍する高い志を持ち、次世代のリーダーとなることを目指して国内研修及び海外留学で学ぶことを希望する都立学校の生徒向けの東京都のプログラムです。募集枠は、指定校特別推薦(都立の進学指導重点校と都立中高一貫校から各2名ずつ)、学校特別推薦(指定校特別推薦の高校以外から各1名ずつ、前年度の評定平均3.8以上かつ前年度の英語の評定平均が4以上)、学校一般推薦(都立高等生、中等生なら誰でも応募可能)の3種です。コースは冬出発のAコース(オーストラリアが多い)と、夏出発のBコース(大半がアメリカ)の2種で、Aコースは半年、Bコースは1年の研修があります。私はアメリカに留学したいと思い、Aコースを選択しました。

中学生で韓国にホームステイした経験が評価され、また他の生徒が応募しなかったため、2番目に合格しやすいと思われる学校特別推薦の枠で受験できることになりました。中学での経験も必要ですが、高校に入学した後も学業に励むなど積極性のある生徒なら、学校特別推薦をもらえる可能性があると思います。これに対して、学校一般推薦は、応募者が多いため、高倍率になっています。国際高校や立川国際中高一貫校、小平高校の外国語コースの生徒は、学校一般推薦を含め、1校で5〜6人が合格しているようです。

出願の際に、願書と自己PRカード、小論文、学校からの推薦状が必要となります。自己PRカードは、志望理由、次世代リーダー育成道場で生かしたい特技、学校で力を入れて取り組んでいること、英語検定試験の取得状況、英語以外の資格取得状況の5項目。小論文は1200字で、「現代社会において日本が期待されている役割・・・」というようなテーマでした。

「自己PRカードと小論文の出来が合否を左右する」と考え、ほぼ毎日のように書き直しました。ジャムの塾長はこのような指導が大好きなので、こってりみっちりと指導してもらいました。はじめて書いた文章は、そのほとんどが要修正でほぼ全滅、というありさまでしたが、だんだんと生き残る部分が多くなり、提出日までには満足できる完成度に仕上がりました。塾長が「このレベルなら、成績優秀な高1生が100人いたとしても、上位5人には入れる」と太鼓判を押してくれました。

また、出願から選考試験までの間に、ジャムの塾長が面接対策をしてくれました。面接で聞かれそうな内容を想定し、それに対する返答を考え、想定問答集を作っていきました。そして選考試験の数日前には、模擬面接までしてくれました。塾長が「ここまで面接対策をしっかりしているのは、成績優秀な高1生が100人いたとしても、1人か2人だけだ」と太鼓判を押してくれました。

選考試験は5月下旬、内容は英語と日本語での面接でした。英語の面接は約20分間で、自分の意見を伝えたり、いくつかの質問に答えていきます。日本語の面接は約15分間で、なぜ応募したのか、日本の高校ではどのように生活しているのか、アメリカから帰国したら日本の高校ではどのような形で留学経験を活かすのか、などを聞かれました。面接では、想定していない質問をされたり、使いたい英語の単語が出てこなかったりして、何回も頭の中が真っ白になりました。しかし、「自己PRカードと小論文はバッチリ、面接対策もしっかり進めたから、合格圏内にいるはず。あわてずに落ち着いて、自信を持っていつもの調子で応対しろ」という塾長のアドバイスを思い出して、なんとか平常心を取り戻しました。うつむかず、相手の顔を笑顔で見続けました。細かい失敗はたくさんありましたが、大きな失敗をすることなく、面接を終えることができました。しっかり準備しておいて良かったです。

なお、平成28年度第5期生募集では、選考方法が変更されています。出願の際に小論文の提出は不要になりましたが、試験の内容が増え、英語・日本語の面接、小論文、英語の筆記試験となっています。

6月下旬に合格という結果通知が学校に届きました。授業中に担任の英語の先生が伝えに来てくれました。私の学校では初の合格者だったので、とてもうれしく光栄なことでした。その後、自宅に入門証が届きました。

AFS・ジブラルタ生命奨学金
合格

R.N.さん 都立西高校
(2007年度アメリカ派遣生)
(保護者の方の報告)
(現在は奨学金制度は変更になっています)

娘は、高校生交換留学団体でナンバー1と思われるAFSのアメリカ派遣生の選考には合格しました。受かればラッキーですので、奨学金にも申し込むことにしました。AFSの奨学金は15種類もありますが、居住地や希望派遣先、親の勤務先の制限があるものが多く、うちの場合は受験資格のある奨学金は、半額貸与のAFSボランティア奨学金と、全額支給のジブラルタ生命奨学金の2つだけでした。そこでジブラルタ生命に狙いを定めました。

課題は、「なぜ今、アメリカ留学を希望するのか」という800字の作文です。提出がAFSへの出願と同時であることに気がつくのが遅れたため、準備期間があまりなかったのですが、親として「こういうことを書けばきっと高く評価される」とアドバイスし、さらにジャムスクールで添削してもらって、何とか仕上げて提出させました。

8月下旬に、まず電話で連絡がありました。合格(奨学金支給内定)とのこと。その後、奨学金支給内定通知書が郵便で届きました。なんと素晴らしいことに、アメリカ派遣の118万円が全額支給です。「うちの娘は何て親孝行なのだろう」と、久しぶりに思いました。

この奨学金の支給対象者は12名、うち2名はジブラルタ生命勤務者の子弟なので、一般枠は10名です。AFSでアメリカへ派遣される交換留学生は例年300名くらいなので、この全員が応募する場合は競争率は30倍、半分しか応募しないとしても15倍です。高校入試の倍率とは、まったく次元が違います。そのため親としては、「合格できる可能性は限りなくゼロに近いが、でもゼロではないのだから、後で悔いを残さないためにもできる限りのことはやっておこう」という考えでした。

後日この件でジャムスクールの国語の先生にお礼の連絡をしたら、「うちは作文や論文の指導が得意ですし、そのようなジャムスクールに長く通っている娘さんは今では国語がすっかり得意教科になっていますし、さらには今回の指導もいつものように気合いを入れましたので、作文の出来としてはかなりのレベルに仕上がっていました。これなら受かる可能性は充分にあると、手応えを感じていたのが本音です。大学の推薦入試やAO入試でも事前に書いて提出する作文や論文の課題がありますが、長年指導をしていると『この作文・論文でどの程度の点が取れるか』は分かるようになるものです」とのこと。そういうものなのかと思いました。