海外留学体験レポート C−1
ニュージーランド・1年
M.S.さん(本人)
私が利用した留学機関は、EF(E F Foundation)です。全世界共通の名前です。この機関での高校生交換留学の派遣先国は、
- アメリカ
- イギリス
- カナダ
- オーストラリア
- ニュージーランド
- フランス
- ドイツ
- アイルランド
- 中国
の9カ国で、いずれも夏出発です。オーストラリアとニュージーランドは、冬出発もあります。
私は、第1希望がオーストラリア、第2希望がニュージーランドで申し込みました。試験を受けて、第2希望のニュージーランドに合格しました。そして、EF2008年度ニュージーランド7月生になりました。
EFの派遣生選抜試験は、英語はSLEPテストでした。ヒアリングでは、出題の英語がものすごく速くてびっくりしました。続いて面接です。この面接で私は「失言してしまったなあ〜」と思っていたので、試験に合格できるとは思っていませんでした。
EFの特長のひとつは、英会話教室です。リターニー(以前留学した先輩)たちが、外国での生活について紹介してくれます。外国の雑誌を見せてくれたり、フリーカンバセーション(略称:フリカン)をやったりしました。大変だったけれど楽しかったです。この英会話教室は、出席が義務づけられているわけではないので、参加するのはEF本部の近くに住んでいる人たちだけです。同じ「留学」という目標を持った人たちと切磋琢磨したことは、留学先で大きく役立ちました。
また、ランゲージ・キャンプもあります。これは派遣先国に到着した後、ホストファミリーに会う前に、派遣先国についてしっかりと勉強しておこうという集まりです。ニュージーランドでのランゲージ・キャンプに参加したのは、ドイツ、香港、タイ、インドネシアなどからのEF生でした。日本人は、そのキャンプの中では、英語がうまくない方に入るようです。私はこのランゲージ・キャンプには半分しか参加できませんでしたが、それでも充分楽しめました。
ニュージーランドでの1年間の留学生活を振り返って、留学に大事だと思うことは、
- 「日本から来た日本人」であることに自覚を持つ
- 自分の英語力が低くてもたくさん話す
ということです。もちろん、この2点以外にも大切なことはたくさんありますが、それでもこの2点が最も重要であると思います。