<国語>
中2の2学期に成績が上がり、中3−4月に下がりましたが、中3の秋に急伸しました。
<数学>
上がったり下がったり波の荒い推移でしたが、中3の終わりに2回連続して上昇し、安定する気配を見せました。
<英語>
中2の夏休み明けのテストで急上昇し、その後は好成績を維持しています。
<社会・理科>
社会は数学以上に変動幅の大きい大荒れ状態でしたが、中3になって偏差値50〜55で安定しました。理科は比較的安定していて、ゆっくりと成績が上昇しています。
<総合>
3教科の偏差値は中2−4月に54でしたが、着実に上昇し、中3−9月には69に達しました。5教科の偏差値も同様に、51から60前後へと上昇しています。
06Eさんはどちらかというと天才型で、中2までの勉強はマイペースでのんびりやってきました。それでも順調に成績が上がってきています。中3の夏で部活から引退して、本格的な受験勉強を開始すると、成績が急上昇しました。中3の後半は、試験で安定した点数を取れるように、弱点克服に力を入れました。その結果、5教科とも、以前よりは偏差値が安定しています。
06Eさんの成績が安定しなかった原因の一つは、読解力の弱さです。国語の得点力が低く、さらに数学でも文章題の問題が苦手でした。そこで、受験勉強と同時に、読解力強化のトレーニングを進めました。
06Eさんは、都立上位校と私立上位校に合格しました。中2−4月の3教科偏差値は54ですので、この時点ではまだ合格できる可能性は低いと思われた高校です。バランスの良い得点力の確立を目指して、得意教科の英語を伸ばしながら、数学と国語も弱点克服に力を入れて、受験直前には数学と国語の成績を英語に近づけることができました。