<国語>
毎回のようにダイナミックに偏差値が変動していましたが、中3の後半になって実力がついて成績が安定しました。
<数学>
出遅れましたが、中1・12月に成績が急伸。その後は緩やかに上昇し、中3−4月には偏差値70に達しました。受験直前の中3−1月も69を出し、さらに自信を深めることができました。
<英語>
中1うちは苦手教科でしたが中2になって急上昇。中2−12月には偏差値が65を超えました。その後は55〜60の間で推移し、受験を迎えています。
<社会・理科>
社会の成績上昇は緩やかなものでした。理科は中2の冬に苦しみましたが、その後挽回に成功しています。
<総合>
3教科の偏差値は中1−4月に45、中1−11月には41でしたが、中2になって急伸し、その後は60前後で安定的に推移しました。5教科の偏差値は、中2−4月の52から中3−1月には60へと上昇しています。
06Cくんは、スロースターターです。当初は中学生になったという自覚が薄かったようで、中1のうちは授業態度が今ひとつで、遅刻することもありました。エンジンが不完全燃焼しているような状態だったのです。しかし中1の終わりになってやっとエンジンが暖まりました。受講態度が熱心になり、定期試験の前は毎日のようにジャムスクールに来て、対策授業を受けたり自習でがんばるようになりました。さらに、定期テスト直前だけでなく平常時でも、分からないことがあればジャムに来て、積極的に質問するようになりました。その結果が、上記のような成績推移です。
また、資格検定試験への挑戦も、06Cくんのやる気をさらに燃え立たせました。中2−7月に数検4級(中2修了程度)を受験した際は、準備期間は1学期期末試験が終わってからの3週間だけでしたが、その短い間に中2の2〜3学期の数学の勉強をやり遂げて、見事合格しています。そして、中3の春から夏に立て続けに漢検・数検・英検(いずれも3級=中3修了レベル)に合格して、エンジンは全開状態となりました。その勢いを維持しながら、受験に突入しています。
06Cくんは、都立中堅校と私立上位校に合格しました。中1の時点で3教科偏差値は45前後ですので、この時点ではとうてい合格できるとは思えなかった高校です。がんばった甲斐がありました。