部活と勉強の両立に成功、着実に成績アップ!
05Aさん(中1の春から通塾)

成績の推移

<国語>
中1の3学期から中2の2学期にかけて、偏差値が52〜55に落ち込みましたが、その後急伸し、中2−11月には70を突破して自信をつけました。その後また下がりましたが、中3−11月には70に。少々波が荒い推移でした。

<数学>
中1−11月に偏差値が43まで低下し、苦手科目となってしまう恐れがありました。しかしその後は順調に成績が上がり、中3・6月には65を超えて、得意科目とすることに成功しました。

<英語>
もともと得意な教科でしたが、中2になって成績が急落し、偏差値は58まで低下しました。しかしその後は着実に成績が上がり、中3−12月には71と順調な仕上がりを見せました。

<社会・理科>
中2の時は得意教科ではありませんでしたが、中3になって急に成績が上がり、偏差値60前後で安定しました。

<総合>
3教科の偏差値は中2の1学期に落ち込みましたが、その後順調に回復し、中2の後半からは偏差値65前後で安定。5教科の偏差値は中2−4月が53、6月が54と出遅れましたが、その後順調に上昇し、受験直前の中3−1月には67ときっちり仕上がりました。

講師の見解

05Aさんは、ハードな部活(バスケット)と勉強を両立させてきたがんばり屋さんです。部活に多くの時間と体力を費やしたため、成績が下がってしまう時期もありました。しかしヘロヘロになりながらもジャムスクールに通い続けて、分からないところを決してそのままにしないようにがんばりました。中2になると、ハードな運動部でもだんだん身体が慣れてきます。以前よりも、練習後のヘロヘロ度が下がるので、しっかり勉強に打ち込めるようになります。集中力や気合いは部活で鍛えてありますので、こうなると成績は上昇に転じるものです。05Aさんも、しっかり成績上昇の波に乗り始めました。

中3の夏で、その部活からも引退し、いよいよ本格的に受験勉強に取り組み始めました。持ち前の粘り強い集中力を発揮して、量的にもたくさん勉強できるようになった結果、ますます学ぶことが楽しくなってきたようです。中3の秋からは3教科・5教科の偏差値が64〜67で安定し、確実に実力が身に付いていることが判明しました。

公立中学校の先生は、「部活を一生懸命にやってきた生徒は、受験勉強に打ち込むと短期間で急速に成績が伸びて、部活に不熱心でだらだらと生活を続けてきた生徒をあっと言う間に追い越すことが多い」とよく言いますが、この05Aさんはそのような「部活もしっかり、勉強もしっかり」の充実型中学生の典型的なタイプです。

受験結果(2005年度入試)

05Aさんは、みごとに都立上位校への合格を果たしました。中2−4月の偏差値は、3教科:55・5教科:53で、中3−1月にはそれぞれ66・67ですので、1年9か月の間に3教科で11、5教科で14偏差値が上がったことになります。このように成績が順調に上昇したため、中2−4月の時点ではとうてい手が届かないと思われた高校に合格することができました。